∇ なぜフジツボが良いのか?
 
 1.STiバージョンで純正採用された唯一のマフラーメーカー
  フジツボは、STi仕様車で純正採用 されたぐらい、スバルとは関係が深い。
  また、純正採用された事で、スバルとフジツボ社が相互協力の上でマフラーを開発してきたワケだ。
  そう言った 「 ノウハウ 」 を元にスバル車用マフラー開発をしているメーカーは、フジツボ以外には存在しないだろう。
 
 2.マフラー製作は、マフラー職人の長年のカンや膨大なデータ蓄積が大事
  フジツボと言えば、老舗中の老舗。フジツボ社の設立は昭和6年って言うから驚きだ!
  創業・約70年の実績はダテじゃあない!(笑)
  この会社はスバルと良く似ている部分があって、「 技術専門集団 」 が売りの会社だ。

  長年の実績は日本だけでなく、海外でも活躍していて、ドイツでのマフラーに関する特許を取得していたり
  アメリカやドイツに代理店を持つぐらい世界的にも認められた企業なのだ。

  マフラーは、目には見えない気体を流すための装置なので、単に太くすれば良いと言う訳でなく
  膨大な量の科学的な計算と、長年の経験を持つ熟練工による職人芸で、初めて良いマフラーが出来るのだ。
 
 3.真面目に造っている証拠
  大手2大メーカー( H社、T社 )を例にとって説明しよう。

  H社では、マフラーのパイプ径は、インプレッサでもレガシィでもフォレスターでも、全て75φ。

  T社では全て80φ。 驚くことにT社では2リッター以上のターボなら全て80φのようで、
  スカイラインでも(RB26、RB25、RB20 )全て同じ80φのパイプを使っています。

  排気量も違って、馬力やトルクも違って、エンジン特性も違うのに、全て同じパイプ径って言うのは、
  ちょっとおかしくありませんか?  違うのはテールエンド部分の口径だけです。

  これでは 「 マフラーを選んでいる 」 と言うより 「 サイレンサーを選んでいる 」 ようなものでしょう。

  対するフジツボ社では、インプレッサ用のスーパーRは 76.3φ、RM-01Aなら 74.7φ というように、
  目的と仕様の違いでパイプ径が違います。
  また、レガリスRでは、同じEJ20エンジンのレガシィ・ターボで70φ のパイプ径を使っています。

  それと、パイプ径の単位が0.1単位であるのも、排気量や特性に見合った適切なパイプ径を
  真面目に計算している結果からでしょう。
  逆に言えば他メーカーの1センチきざみや、5ミリきざみのパイプ径の設定は納得が行きません。(笑)
 
 なぜなら排気量に対しての適切なパイプ径が、切りの良い数字であるとは思えませんからね。

  目的や仕様によって 「 素材 」 と 「 造り方 」 を変えて、真面目に造っているメーカーだからこそ、
  お奨めしているワケです。(^^ゞ
 
    ※あくまでも個人的な分析に基づく見解であり、他社中傷ではありません。
 
 4.日本自動車スポーツマフラー協会 「 JASMA 」 との関係
  スポーツマフラーの一種の規格と言える「 JASMA認定 」。
  道路交通法、及び道路運送車両法の保安基準に基づいた自動車排出ガス、騒音、熱害等の公害防止、
  安全確保についてより厳しい基準をパスしたマフラーだけに与えられる認定証だ。

  この認定を行っている組織 「 日本自動車スポーツマフラー協会 」 の会長は、フジツボ社・社長の藤壺勇雄氏である。
  
  つまり、スポーツマフラー業界では自他共に認めるリーダー的企業、それがフジツボなのだ。