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 ■ 記事No.4002 デカールを剥がした後に残る「糊」はどう処理する?

    レプリカは、デカールを貼るのも大変な作業だが、剥がすのも
    結構大変だ。(笑)

    好きで貼ったデカールも、いずれ剥がす時が来るだろう。
    (例えば、クルマ買い換えの時とか、レプリカ仕様変更の時)

    カッティングシートを剥がす場合、貼ってさほど期間が経っていなければ
    大体そのまま綺麗に剥がれるモノだが、長い期間貼っていた場合は
    なかなか剥がれない。

    まず、ドライヤーや熱いお湯などをかけて、カッティングシートを
    暖めてやろう。熱を加える事により、シート自体が柔らかくなるのと
    接着面の糊が柔らかくなり、剥がしやすくなる。

    しかしこの糊がボディー側に付着して残ってしまう事もよくある。
    頑固にこびりついていて、なかなか剥がれないのだ。

    そこでこの糊を取るのに、いつもワシが使っているのがガソリンだ。
    これは普通のガソリンスタンドで売っているガソリンを使う。
    無鉛でもハイオクでもかまわない。

    雑巾やタオルがビショビショになるぐらいガソリンを染みこませ、
    ボディーに貼り付いた糊部分を湿らせて行くように擦って行く。
    正確には、糊にガソリンを染みこませるぐらいの感じでやるのが
    良いだろう。

    そのまま雑巾で擦っても良いが、指で「垢擦り」をするように
    ゴシゴシ擦ると、それこそ垢のようにボロボロと取れてくる。(笑)

    綺麗に糊を除去した後は、ガソリンの付いたボディーをシャンプーで
    洗って、最後にワックスをかけて完了だ。

    注意点としては、

     ・市販の塗料で塗装補修したボディー面だと、ガソリンで塗装が
      傷む事があるので、そのようなクルマの場合、一度ガソリンを
      ボディーの目立たない箇所でテスト的に擦ってみると良い。
      もし塗装が溶けるようならば、ガソリンは使えない。

     ・火の気に充分注意して作業をすること。くわえタバコは厳禁だ(笑)
      また、空気が乾燥している冬場は、静電気による発火にも充分
      注意して欲しい。

    なお、このガソリンで糊を取る方法は、カッティングシートだけではなく
    純正ステッカー、両面テープの糊などにも有効だ。

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