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IMPREZA-NET オリジナル・スペシャル・スピーカー・ボード
 
【 第4話 : 配線・アンプ接続例 & スピーカーについて 】
 
 ▼ IMPREZA-NET オリジナルのスピーカー・ボードを企画!
 
  前回 からの続きです。(^^ゞ
  
  今回はスピーカーの配線方法や、使えるスピーカーについて解説致します。
 
  GD 型は、純正ではリヤのスピーカーもドアマウントになっていますので、スピーカーボードを
  使う場合は新たにスピーカー用の配線を引き直す必要があります。
 
  作業は DIY で充分に行える範囲だと思います。
  DIY にチャレンジされる方は下記を参考にして下さい (^-^)v
 
 
 
 ■ スピーカー配線をあらたに引く
 
 
  【 デッキ周辺のばらし 】
 
   
 
  ↑ ドリンクホルダーを引き出し、両脇にあるプラスのネジを外し、ドリンクホルダーを取り外す。
    ドリンクホルダーを外して出来た隙間に手を差し込んで、デッキ部分の枠を引っ張り出します。
 
  
 
  ↑ 枠の裏側は、エアコンの配線コネクターやホースが繋がっていますので、これらを外します。
 
    これでデッキが外せますので、デッキの裏側から純正スピーカー配線に繋がっている線を外し
    あらたに配線を行います。
 
    社外デッキを使っている場合は、デッキから出ているリヤスピーカー用配線を外し、
    そこに新たに市販のスピーカー配線等を繋いで後部座席の裏側まで線を通してやります。
    また、RAC 出力が装備されているデッキの場合は、そこにケーブルを繋ぐ方法もあります。
    このあたりの選択は、下記の 「 スピーカー接続例 」 を参照下さい。
 
    純正デッキを使っている場合は、デッキ後部に繋がっている純正コネクター付近で配線を剥き
    スプライス ( 圧着端子 ) などを使って分岐配線を作ってやると良いでしょう。
 
    ( この場合、リヤドア内のスピーカーを取り外すか、スピーカーから配線を抜いておきましょう )
 
       純正コネクターを正面から見たところ
 
1 2 3    4 5 6
7 8 9 10 11 12 13 14
 
       4  … リヤ 右スピーカー (+)  配線色 : 青/黄
       5  … リヤ 左スピーカー (+)  配線色 : 白/赤
       12 … リヤ 右スピーカー (−)  配線色 : 赤/白
       13 … リヤ 左スピーカー (−)  配線色 : 橙
 
 
  【 センター部分のばらし 】
 
   スピーカーボードまで配線を通してやるには、センターコンソール部分もばらす必要があります。 
 
   
 
  ↑ 写真:左 少々かたいですが、思いっ切り上に引き上げれば外れます。
    写真:右 裏側にはコネクターが繋がっているので、これも外しておきましょう。
 
   
 
  ↑ 写真:左 シフトノブ周囲のパーツも、上に引き上げると外れます。
    写真:右 シフトノブの前と後にあるネジを外しましょう。
 
   
 
  ↑ 写真:左 コンソールボックス内にもネジがあるので、これも外します。
    写真:右 センターコンソールは後部を上に引き上げ後に引くようにして取り外します。
 
 
  【 後部のばらし 】
 
  
 
  ↑ 後部座席の取り外し方法は、前回の記事を ご覧下さい。
 
    後部座席の座面を取り外した部分に、カーペットを止めているピンがありますので
    これを市販の内張剥がし工具等を使って外します。
 
   
 
  ↑ この部分もピンを抜き、上に引き上げるようにして取り外します。
 
   
 
  ↑ デッキユニットからスピーカー配線を通して行き、コンソールボックスの有ったあたりから
    カーペットの下側を通してやります。
 
    この時、運転席シートを外しておくとカーペットの下に配線を通しやすくなりますが、
    シートを外さなくても少し太めの針金を先に通し、針金に配線をガムテープなどで固定して
    針金ごと引き抜いてやれば簡単に配線を通せます。
     ( 針金ハンガーなどをペンチで切って使うと良いです。 )
 
 
    あと、このあたりの処理はスピーカーへの接続方法によっても若干異なって来ますので、
    いくつか例を書いておきます。
 
    ※ アンプの使用など詳しい接続方法については、下記の 「 スピーカー接続例 」 を参照下さい。
 
 
    ・ アンプを使わない場合
 
      通した配線をこのまま後部座席の裏側に隠しながら、スピーカーに繋いでやります。
 
 
    ・ アンプを使う場合(1) ( アンプを運転席や助手席の下に設置する場合 )
 
      運転席や助手席の下にアンプを設置して使う場合は、サイドブレーキレバーのあたりから
      シートの下へ配線を持っていき、アンプの入力側に繋ぎましょう。
      出力側の配線はふたたびセンターコンソールの下まで持っていき、コンソールボックスの
      有ったあたりからカーペットの下側を通して後部座席のところまで持っていきます。
      出力側配線はこのまま後部座席の裏側に隠しながら、スピーカーに繋いでやればOK。
 
      なお、シート下にはヒーターの送風口がありますので、ここにアンプ等を設置する場合は
      送風口をガムテープやアルミテープ、耐熱アルミクロス等で塞いでおきましょう。
 
 
    ・ アンプを使う場合(2) ( アンプをトランク内に設置する場合 )
 
      アンプをトランクに設置する場合は、スピーカー配線の他に、アンプへの電源配線等も
      一緒に通しておきましょう。
 
      後部座席の座面の所まで来た配線は、そのまま後部座席の背面の下からトランクに
      通してやります。
 
      ※ トランクへ通すポイントは、トランク側からカーペットをめくって見てみると判りやすいです。
 
 
 
 
 ■ スピーカーの接続例
 
  スペシャルスピーカーボードを取り付けると、リヤ側は4スピーカーになるワケですが、
  「 いったい、どう接続したらよいの? 」 と思われる方々もいらっしゃると思いますので、
  いくつかの例を挙げておきますね。
 
  無論、左右2つずつのスピーカーを並列に繋いでも鳴らないワケではありません。(^^ゞ
 
  しかし、音質を良くするためには、それなりに複雑な配線してやる必要があります。
  下記の例を参考に、ご自身に合ったベストな方法で行って下さい。
 
 
  ※ なお、市販のスピーカーやアンプユニットは汎用性が高く、違うメーカーでも繋げる事が可能です。
    アンプは調整機能が豊富なモノが多いので、下記以外にも色々接続方法があると思います。
 
 
  ・ まずは見た目で楽しみたいと言う方へ
 
   
 
   スピーカーは必ずしも 4つ鳴らさなくて良いワケです。(^^ゞ
   まずは 2つだけ接続して、将来的にアンプ等を買い足して拡張する楽しみを残しておくのも
   良いでしょう。
 
 
 ・ 疑似 4スピーカー化
 
  
 
  2ウェイスピーカーで、ツィーター側が別配線になっているタイプのスピーカーをお使いの場合、
  上の図のように 「 ツィーター配線なし 」 と、「 ツィーター配線のみ 」 に分けて配線すると
  疑似的に 4 スピーカー化が可能となります。(^^ゞ
 
 
 ・ 市販のアンプを使用する場合 ( 1 )
 
  
 
  市販の 2ch アンプを使って、4ch 化する方法です。
  スピーカーライン入力のある市販アンプか、市販の 「 スピーカーライン → RCA 変換 」 を使って、
  リヤスピーカー配線を増やしてやります。
 
  アンプにローパス機能があれば、ローパス機能を使って再生音域を調整します。
  ローパス機能が無い場合は、市販のローパスフィルター等を使いましょう。
 
   ※ 内側の大径スピーカーにローパスを使って低音域が流れるようにしましょう。
 
   ※ 出来れば小径スピーカー側にハイパスフィルターを入れてやるのがベストですね。
     ただし、小径スピーカーはもともと低音域の再生能力が優れているワケでは無いですし、
     小径スピーカー自体にハイパスフィルターが組み込み済みだったりする事もありますので、
     特にハイパスを組まなくても大丈夫な場合が多いと思われます。
 
  
 
  ↑ エーモン工業製 ミッドレンジローパスフィルター ( 品番 : ANW-2753ML )
 
    カットオフ周波数は約400Hz で、低音からミッド領域までがスピーカーから流れる。
 
 
  また、市販のクロスオーバーユニットや、スピーカーに付属してくるのクロスオーバーユニットを
  上手く利用して音域調整にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
  
 
 ・ 市販のアンプを使用する場合 ( 2 )
 
  
 
  市販の 4ch アンプを使って接続する方法です。
 
  アンプの入力側へは並列繋ぎで 4ch 分を入力してやります。
  4ch アンプの場合は、大概アンプに音域調整機能が付いてますので、それを使ってそれぞれの
  音域を調整してやります。
  外側の小径スピーカーにはハイパス機能、内側の大径スピーカーにはローパス機能を使って
  それぞれス別の音域が流れるように調整しましょう。
 
 
 ・ 市販のアンプを使用する場合 ( 3 )
 
  
 
  スピーカーラインの他に、別途 RCA 出力が装備されているヘッドユニットの場合は、
  そこに 2ch アンプを繋ぐと良いでしょう。
  ( 1 ) の方法と同様に、ローパスを使って音域調整を行って下さい。
  また、ヘッドユニット側に RCA 出力の調整機能がある場合は、そこで調整すると良いでしょう。
 
 
 ・ 市販のアンプを使用する場合 ( 4 )
 
  
 
  サブウーハー出力があって、サブウーハーの音域コントロールが出来るヘッドユニットの場合は、
  内側のスピーカーを 「 サブウーハーもどき 」 として使っても面白いでしょう。
  なるべく大きめ、または低音再生の優れたスピーカーを入れて、サブウーハーの代わりとして
  使用する方法です。
 
 
 
 ■ スピーカーについて
 
  推奨品 : パイオニア製 カバー付きスピーカー
 
   内側 : TS-E1676 ( 2個入 \12,600- ) 16センチ 2ウェイスピーカー
   外側 : TS-E1076 ( 2個入 \10,500- ) 10センチ 2ウェイスピーカー ( 外寸13センチ ) 
 
   
 
  パイオニア製スピーカーの寸法 ( 単位 mm )
 
    TS-E1676 … A = 167、B = 158、C = 80、D = 124、E = 44
    TS-E1076 … A = 131、B = 124、C = 70、D = 102、E = 46.3 
 
  
 
  ↑ 最大適合サイズは、外径で 140mm ( 外側 ) 、180mm ( 内側 ) です。
 
     ※ 外側は 130mm 以上のカバーを使用すると下側が干渉して微妙に浮く場合があります。
       気になる場合はカバー裏面を研磨してフィットさせて下さい。
       一応、そのままでも後部座席の背もたれで隠れますので、見栄え的には影響ありません。 
 
    スピーカーを入れるための穴は、外側が約 102mm、内側が約 128mm で開けてあります。
    発売時は、全く穴加工していないタイプと、上記の穴開きタイプの2通りを用意する予定です。
 
    ※
外側が約 102mm
→ 国内メーカー製10センチスピーカーの平均的サイズ
      内側が約 128mm → 国内メーカー製16センチスピーカーの平均的サイズ

      これ以上のサイズの物や海外メーカー製品を使う場合、穴拡大の加工が必要となります。
      また、物によっては穴加工無しタイプを使ったほうが良い場合もあります。
      お使いになるスピーカーによって異なりますので、ご購入前によくご検討頂きますよう
      宜しくお願い致します。
 
 
    奥行き寸法の適合サイズについては、下記の例を参考にして下さい。
 
    下記の例は、あえて大きいサイズのスピーカーを入れて、適合実験をした例です。
 
 
 ■ 微妙に干渉するが、無加工でも取付可能な例
 
   
 
  使用スピーカー :
 
   内側 Rockford Fosgate P162S ( 上記の採寸方法で言うと、C = 約 80、E = 70 )
   外側 Rockford Fosgate T142C ( こちらは干渉しません )
 
   P162S の後部が微妙に干渉しますが、上の写真(右) のようにスポンジ等を貼って組み込めば
   特に問題ありません。
 
   組み込みは、先にスピーカーボード単体を車両に取り付けて、あとからスピーカーを付けると
   上手く行きます。 
 
   ようは、干渉していても締め込んでしまえばスピーカーボードもボディー側も適度にしなりますので
   収まってしまうワケです。 (^^ゞポリポリ
 
   ※ P162S は、付属の後部プラスチックカバーを外した状態です。
     カバー有りではひどく干渉しますのでご注意下さい。
 
 
 ■ かなり干渉するが、少しの加工で取付可能な例
 
   
 
  使用スピーカー :
 
   内側 アルパイン SPR-176A ( 上記の採寸方法で言うと、C = 100、E = 70 )
   外側 アルパイン STE-123A ( こちらは干渉しません )
 
  SPR-176A の後部が干渉します。ボディーと当たってビビリ音が出ないように、干渉する周辺に
  スポンジ材やフェルト材を敷いておきましょう。
 
  そのまま組み付けると干渉する分、スピーカーボードが定位置より持ち上がった状態になるので
  リヤピラー部分の内張が干渉して取付出来ません。
 
  下の写真(右) のように、干渉する部分を糸ノコなどでカット加工してやれば OK です。
  なお、切り口にはスポンジテープ等を貼っておきましょう。 
 
   
  
  ↑ 写真( 左 ) : ノーマル状態 、  写真( 右 ) : 加工後
 
 
 ※ 上記の例はあくまでも干渉させながらビビリ音などが出ないように上手く組み付ける方法です。
   干渉を完全にクリアしたい場合は、干渉部分をカット、または、板金処理で逃げ加工などの
   ボディー側加工が必要です。
 
 
 
 ■ 製品のお問い合わせ先
 
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  価格 : ¥31,500円
 
  送料 : 全国一律 ¥2,500円 ( 普通の宅配便で送れるサイズではないのでご理解願います )
 
        ※ 直接受け取りに来られる場合は、送料はかかりません。
 
 
   ※ 適合車種 : GD 型 アプライドモデル A 〜 E ( F 型については確認中 )
 
   ※ ご質問など、お気軽にメール下さい。
 
 
 販売に関する表記事項 :
 
 販売窓口  IMPREZA-NET まさ!
 ホームページ  http://www.impreza.gr.jp/
 連絡先  メール : speaker@impreza.gr.jp
 当方の住所・氏名およびTELはメールに明記します。
 商品代金以外の料金  振込手数料 ( 銀行振込・郵便振替 )
 宅配便で送る場合は送料がかかります。
 代金の支払い方法  前払いでお願いします。
 ご注文の有効期限  ご注文確認メール送付から1週間以内にご送金願います。
 メール送付後、1週間以上ご入金またはご連絡が無い場合は
 キャンセルとさせて頂きます。あらかじめご理解ご容赦願います。
 商品の引渡時期  在庫がある場合はすぐに発送致します。
 在庫が無い場合は製品が出来次第、順次発送致します。
 ※ まとめて発送するため、そのタイミングによってお待たせする
   場合があります。あらかじめご理解ご容赦願います。
 返品の可否  基本的に個人売買のためノークレーム・ノーリターンでお願いします。
 未使用状態で割れやヒビなどの不良があった場合は、当方負担で
 新品交換致します。
 キャンセルの扱い  代金ご入金後のキャンセルは出来ません。
 
 
 ご注意 : 
 
  ※ 製品は品質向上を目的に、予告無く形状および製法、仕様等を変更する場合があります。
 
  ※ 純正の内張を外してその代わりに取り付けるタイプです。( 内張トレードイン )
 
  ※ この製品は オーディオ用 DIY 素材です。ご使用される方の好みや用途に合わせて加工等が
    必要な場合があります。あらかじめご理解願います。
 
  ※ 写真はつや消しブラックに塗装済みですが、製品は FRP 製で白ゲル状態です。
    実際にお使いになる際に、塗装、または、合皮張りなど行って下さい。
 
  ※ FRP 製品のため、新品時は樹脂の臭いがしますので運転中は換気に気を付けて下さい。
    また、臭いが気になる人は、ある程度の期間、陰干し等を行って臭いを抜いて下さい。
 
  ※ 製品にスピーカーやスピーカーカバー等は付属しません。別途ご用意下さい。
 
  ※ リヤシートの後には純正のスピーカー配線がありませんので、別途配線が必要です。
 
  ※ 製品および製品取付周辺にはデッドニングが必要です。別途デッドニング材をご用意下さい。
 
  ※ ISO FIX チャイルドシートのテザーアンカーは使用不可です。
 
  ※ リヤワイパーあり用と、リヤワイパー無し用の2種類があります。
 
  ※ 製作協力 : ないる屋
 
 
 記事掲載日 : 2005/03/14
 
 
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