倒立式ストラット

 正立式とくらべ約3倍の横剛性が得られる倒立式ストラット。
 ステアリング操作に対する追従性も高まり、コーナーリング限界領域での
 安定性が大幅に向上する。

 なお、RA17インチ・16インチの両タイプはハードタイプのバネと
 組み合わされる

 それと、一般的な予想に反し、4輪共にストラットだ。マルチリンクは

 採用されていない。これはWRCではサスペンション形式の変更が
 認められていないので、WRCarの原型となるインプレッサには
 軽く、シンプルなストラット形式が必然となるからだ。

フロントストラットタワーバー

 パイプ部分は、きわめて強靱&軽量なチタンを採用。

 製造は毎度お馴染みの、富士重工(株)航空宇宙部門です。

 

 225タイヤを採用することにより、Not STi と比べて前後共にプラス5ミリ
 トレッドが広がっています。(WRX STi と、RA17インチ仕様)

 

 リヤサスペンションのロールセンターを上げることで、コーナーリング時に
 サスペンションが縮み側にストロークした際、よりトレッドが広がる特性を
 活かしてリヤの追従性・応答性を高めている。

 

 

 リヤサスやリヤクロスメンバー取付け部の重点的な高剛性化が図られた。
 これによりハンドリング性能も一段と向上。