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HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略!
 
やりこみセッティング第3話
セッティング編 「 やらないと損する調整ワザ 」

 

HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! やりこみセッティング第3話 セッティング編


 EVC を購入してショップなどで取り付けてもらった場合、まず、基本設定が少し行われているだけで
 本格的なマップ入力がされていない場合がほとんどです。。。
 
 まあ、EVC に精通したお店は少ないので、取り付けることは出来ても調整までは行えなかったり、
 それと、個体差等でブーストがかかり過ぎちゃったらエンジンに良くないので、
  「 セッティングはご自身で… 」 とか、「 このままでも充分早いよ 」
 …なんてふうに言われちゃうパターンがよくあるかと。 (^^ゞ
 
 確かに、ただ取り付けただけでもノーマルよりはブーストの立ちがよくなったりするけれどね、
 でも、それだけでは流石にもったいない!
 
 ターボの良いところはブーストのかかり具合でパワーが 10〜 20馬力は簡単に違って来るって事。
 ブーストコントローラーは値段のわりにパワーの上昇率が良いので、他のチューニングパーツよりも
 圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
 自分の設定しだいで早くも遅くもなりますから、効果が非常に判りやすいパーツとも言えますね。
 
 そんなワケで、マップを使ったセッティング術を解説致します。
 
 
 
【 ブースト補正マップ 】
 
 
 
 マップは、縦がアクセル開度、横がエンジン回転数の表形式になっています。
 一度に表示可能なのは 5 × 5 = 25 コマ分で、実際には 10 × 10 = 100コマあります。
 つまり、上の写真の 4倍分あるワケです。
 
 初期状態では全て 「 0 」 が入力されていますが、ここに数値を入れることでアクセル開度と回転数に
 該当する部分について、基本ブースト値から上げたり下げたり補正することが出来ます。
 
 
 
 ■ ブースト補正マップの入力例
 

  20 25 30 35 40 45 50 60 70 80
0 30 30 30 30 30 25 20 10 5 5
20 30 30 30 30 30 25 20 10 5 5
30 30 30 30 30 30 20 10 10 5 5
40 30 30 30 30 30 25 10 10 5 5
50 30 30 30 30 25 10 10 5 0 0
60 30 30 30 25 20 10 5 5 0 0
70 30 30 30 25 20 10 5 0 0 -5
80 30 30 30 25 20 10 0 0 -5 -5
90 30 30 30 25 20 10 0 -5 -10 -10
100 30 30 30 25 20 10 0 -5 -10 -10


   仮に、基本設定のブースト値が 「 120 」 だったとします。( 120 = 一般的にいうところの 1. 2 キロ )
 
   例えば、「 30 」 が入力してあるエリアは、目標ブースト値が 120 + 30 = 150 という事になります。 
   全開エリアではマイナス値が入力してあるため、120 − 10 = 110 に抑えられるワケです。
 
   ある程度、好みもあるとは思いますが、上のようなマップ値がお薦めと言えますね。
   低回転域では数値を大きくすることで、ブーストに弾みがついてパワーが引き出しやすく、
   高回転域ではブーストを抑えめにしてエンジン保護が目的となります。
 
   ※ 高回転域で高ブーストは危険だが、低 〜 中回転域では多少高めのブーストでも比較的安全
 
 
   なお、「 機能設定 」 の中の 「 サンプリングタイム 」 の値によって、オーバーシュート量も変わって来ますが
   オーバーシュートで設定値を超えて来ることも考慮して若干低く数値を入れておくのが良いでしょう。
 
   ざっくりと数値を入れたら、あとは走らせながらフィーリングを確かめて、数値を少しずつ入れ替えながら
   最良の数値をじっくりと探し出していけば OK です。
 
 
 
 
【 オフセット補正マップ 】
 
 
 
 ブースト補正マップと同様に、縦がアクセル開度、横がエンジン回転数の表形式になっていますが、
 こちらの初期値は 「 100 」 で、100 = 100% という意味です。
 
 ブースト補正マップと違い、ダイレクトな目標値の入力ではなく、補正無し = 100% として考えて
 100 より大きな数値を入れることでブースト増量、100 より小さくすればブースト減量となります。
 
 具体的な目標値ではないため、初心者の方は全て 100 にしておいて、ブースト補正マップだけで調整するのが
 良いでしょう。 ( 両方のマップをじると複雑化するので、どちらか片方だけいじるのがお薦め )
 
 
 もともと EVC シリーズでは、ブーストのかかり具合を調整するための値としてこの 「 オフセット調整 」 が古くから
 存在していることから、昔から EVC を使っている人にとってはオフセット調整のほうが馴染みがあるかと思います。
 
 このオフセット値とは、実際にかかるブースト値と、設定値との差を埋めるための調整値なのですが、
 この値を大きくすると目標ブースト値も上がり、また、その関係上、若干ですがブーストの立ち上がりも良くなる傾向が
 ありますので、慣れ親しんでいる場合はこちらの補正マップを好まれる人も多い事でしょう。

  ※ オフセット値によるブーストの立ち上がりの変化は、昔の EVC シリーズと比べると殆ど無くなっているようですが
    全く無くなっているワケではないようで、若干その傾向がある、という感じでしょうか。
 
 
 ただし、その逆に 100 より小さい補正値を入れるとブーストの立ち上がりが若干鈍くなる傾向もあるため
 使い方を間違えるとフィーリングが悪くなるので要注意です。
 
 
 
 ■ オフセット補正マップの入力例
 

  20 25 30 35 40 45 50 60 70 80
0 120 120 120 120 120 115 115 110 105 105
20 120 120 120 120 120 115 115 110 105 105
30 120 120 120 120 120 115 110 110 105 105
40 120 120 120 120 120 115 110 110 105 105
50 120 120 120 120 115 110 110 105 100 100
60 120 120 120 120 115 110 105 105 100 100
70 120 120 120 120 115 110 105 100 100 95
80 120 120 120 120 115 110 100 100 95 95
90 120 120 120 120 115 110 100 95 90 90
100 120 120 120 120 115 110 100 95 90 90


   基本的にはブースト補正マップと同様に、低 〜 中回転域は大きめに、高回転域では控えめな数値を
   入れておくのがお薦めです。
   また、こちらもオーバーシュートを考慮して数値を入れましょう。
 
 
 
 
 

備考

 
 関連ページ : HKS
 
 ※ 記事掲載日 : 2015/08/22

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