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GReddy Profec + Profec MAP 徹底攻略!

やりこみセッティング第2話 取付詳細編
加速で差が出る取付ワザ



GReddy Profec + Profec MAP 徹底攻略! 第2話 取付詳細編




GReddy Profec + Profec MAP の取付詳細です。
VAB への取付は、HKS製 EVC6 IR 2.4 の場合と大体おなじです。



【 ソレノイドバルブの取付 】

 
右上の写真は、EVC6 を取り付けた時に外して保管してあった純正配管です。
純正ソレノイドバルブやアクチェーターに繋がっていた配管。
 
写真では判りにくいですが、矢印部分に 「 オリフィス 」 が入っています。

オリフィスとは、吸気脈動を抑えるためのモノ。
吸気脈動が大きいとブーストがかかった際にハンチングする場合があるので、その抑制のための物です。

ブーストをコントロールするソレノイドバルブに繋ぐ配管にこの部分を使います。
EVC のステッピングモーターだと不要ですが、ソレノイドバルブ式の場合は使用するのが基本です。




アクチェーターと反対側の配管は、あえて GReddy Profec の説明書とは違う繋ぎ方をしています。
通常は タービンに繋ぎますが、EVC6 の時と同様にインマニに繋ぎます。


タービン部分の配管を外し、メクラキャップをハメています。




アクチェーターのコントロール元になる配管をインマニ部分から取るように変更しています。

基本的な取付方法と何が違うかと言いますと、スロットルの手前か、スロットルの後かという違い。
全開時はどちらでも同じになりますが、スロットルを閉じた時が違ってきます。


【 タービンに繋いだ場合 ( スロットルの手前 ) 】

スロットルが閉じると、ブローオフが開いてからブースト圧が下がってアクチェーターのコントロール元の圧も下がる。
ブローオフが開くまではタービンからの過給があるのと、ブローオフのメカニカルな動作がある分、瞬間的ですが アクチェーターコントロールの圧が抜けるには若干のタイムラグがある。


【 インマニに繋いだ場合 ( スロットルの後 ) 】

スロットルが閉じると、インマニ内は吸気によって瞬時に圧が下がる。
無論こちらも吸気メカニズムの動作に左右されますが、スロットルによってタービンからの過給を制限できる分、 アクチェーターコントロールの圧が抜けるのが早い。


非常に微妙ではありますが、インマニに繋ぐことによって アクチェーターが閉じるレスポンスが上がり、 ブーストのかかり具合・レスポンスも向上します。

特に、アクセル全開 ( ブースト最大 ) から、アクセルを一瞬閉じて、再度アクセル全開にする場合など 再加速時に有効。
アクチェーターのレスポンスが効いてきます。




↑ GReddy Profec のユニットは、 の位置に設置



【 ECU との接続 】

GReddy Profec、および Profec MAP の配線の
・ 回転信号
・ スロットル信号
の 2つは、ECU 配線に結線します。



の所に ECU があります。助手席のグローブボックスの裏側です。

判りやすくするため、上の写真ではワザとグローブボックスを外して撮影していますが、 特に外さなくても作業は可能です。
( 外したほうが、かなりラクかな。。。 )

VAB のグローブボックスの外したかは、こちらのページを参照

配線方法は、GRB の ECU と同じです。


その他の配線、
・ IG 電源
・ アース
・ イルミ電源
・ 車速信号
などは、OPコネクターに接続。

OPコネクターについては、こちらのページを参照




【 GReddy Profec + Profec MAP の設置 】 



表示の書体は独特ですが、大きくて見やすいですね。




Profec MAP 本体は、両面テープとネジでしっかりと固定。



備考

関連ページ : トラスト

記事掲載日 : 2019/12/09