パラグライダー世界選手権 & PWC レポート

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 ■ 記事No.02001 秘密特訓編1

    皆様、こんにちは、川地です。

    日本を出発してから、約36時間を費やし、やっとスペイン
    グラナダに到着しました。

    え?何故そんなにかかるのかって?
    経費節減の折、南回りのシンガポール航空にしたのです。
    各シートに液晶テレビが付いていて、好きな映画が好きなだけ
    見れるというのは、普段そんな暇の無い私には、
    お尻の痛さを我慢すれば、まさに極楽、極楽。

    マドリッドで降り立った私は、すぐさま地下鉄に乗り込み
    バスステーションに移動。しかし、荷物の重いこと重いこと。
    なにせ、いつもの遠征と違い、フリーになった私はサポートが無いため、
    飛ぶための装備が2倍(機体2機、GPS3個、無線2個、etc)に
    なったからです。

    それでも、なんとかバスの出発時間ギリギリに乗り込む事に成功し、
    一路グラナダへ! 見渡す限りの草原とオリーブ畑。
    Goodなサーマル雲と程よい風。

     ※サーマル ....太陽の力によって暖められ発生する上昇風のこと。
               この風を使ってパラグライダーは上昇します。



    でも、いつもの年と何かが違う?
    そう、今年は大地が青々している。例年より遥かに雨が多いのだ!?。
    雲底も3000m有るか無いか? いやもっと低く見える?
    あの荒野はどこへ?

    3時間弱走った後、サービスエリアで休憩。
    トルティージャ(スペインで伝統的卵焼きで卵焼きの中に
    ポテトが入っているのが一般的)のサンドイッチをオーダー。
    で、で、でたー。まさにスーパービッグサイズ!! (^○^)
    大食家の私にとって、まさに満足度120% 
    大きさが伝わり難いので、2/3ほど食べて、缶ジュースの大きさ
    ほどにしてから、写真を撮りました。



    再び3時間程走った後、ついにグラナダに到着。
    やはり、シェラネバダ山脈には多くの積雪が残っていて、
    いつもの風景とどことなく違う?
    そう思っているところに、スペイン・グラナダ在住の石川さん
    (通称アントニオさん)が迎えに来てくれた。

    「やっとついた、よかった!!」思わず口から、そう言葉が出た。

    <つづく>

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