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299.6馬力、トルク41.7Kg/m は、もちろんエキマニだけでは出ない数値であるが、 エキマニはエンジンの性格・特性、パワーやトルクを決定する重要なファクターだ。 エンジンに直接付くパーツなだけに、ダイレクトに数値として反映されると思われる。 今回行ったパワーチェックは、計測機器を車軸と直結して行うダイノパック式だから この計測機の前ではごまかしは通じない。(笑) パーツの善し悪しがそのままグラフに結果として記録されるので 性能を丸裸な状態で見る事が出来ると言えるだろう。(笑) グラフを見てもらうと判る通り、下からイッキに駆け上がる強烈なトルク! 41.7Kg/m - 4500rpm を叩き出したワケだが、この数値は specC の 39.2Kg/m - 4400rpm を トルクカーブの ” 谷 ” も無くピークまで爆発的に急上昇するのが特徴的。 ピーク後は当然下降するが、レプリミットまで緩やかな落ちかたで太いトルクがある。 パワーのほうは、ブーストのタレがあったので、5000回転の直前でやや ” 谷 ” があるが、 他社製のエキマニよりも早めに集合させた配管が絶妙な排気タイミングを得て、 高回転域まで 「 カーーンッ 」 と吹け上がる威力は、まさに干渉の逆利用効果の証明。 さらに、ピーク前後の馬力が安定しているのも特長 だろう。 ピーク前後で急激な馬力変化が少ないと言う事は、アクセルワークが少々ラフでも 乗りやすく扱いやすい。特にコーナーリング中などでの急激な馬力変化は姿勢を保つのが 難しくなるので、このように エンジン回転数が変わってもピーク値をキープしているのが 実践的、かつ、理想的。 干渉音が高回転域でも続いている事から、排気干渉の逆利用がピーク値のキープに 貢献していると考えられる。非等長エキマニの真髄はここにあり!って感じがする。 こうして確実な数値としてのデータが判ると、面白い事に実際の走りも変わってくる。 5000回転以上をキープしながら回してやれば、常時280馬力以上を保てることが 数値から判ったので、実際のバトル領域での走りにも自信が持てるようになる。(笑) 無論、トルクとパワーの特性を理解して、利用しながら走らせれば、今までよりも速くなる。 また、高回転域で少々ラフなアクセルワークでもパワー変化が少ないと判ったことで、 精神的なゆとりが生まれて来るのだ。(笑) ( そう言う意味で、オートバックス熊谷店のパワーチェック は超お奨めです! ) まあ、何はともあれ、今回はワシがあれこれとウンチクを語らずとも、 数値が雄弁に語っているので、とても判りやすく参考になったと思います。(^^ゞ そんなワケで、やっぱり 湾岸製・非等長エキマニは最高っすね〜 (^-^)v |