▼ サーキットでの走行テスト 【 2002/08/12日 試乗会 】 | |
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8月12日に第2回目のサーキットテストを行いました。 あいにく午後からの雨で、予定を全て完了とまでは 行きませんでしたが、それなりに得たモノは 大きかったと思います! それと今回サーキットに集まったことで サーキットデビューされた方もおられ、 また、雨の滑りやすいコースでの走行体験など、 本来の目的とはズレてしまったにせよ、 充実した会であったと思います。(^-^)v |
・ 試乗会・GC8型 22B に装着してテスト走行 ・ 試乗会・GC8型 タイプR に装着してテスト走行 ・ GD型でのテスト走行 ・ T−TS 走行会 & フリー走行の様子 ・ おまけ (^^ゞ ・ 今後について |
▼ 試乗会・22Bに装着してテスト走行 |
GC8型用の試作パッドは、けんけんさん号から外して、参加者の方のクルマに装着して 試乗して頂きました。 これは何故かと言うと、けんけんさん号は急なエンジン不調で試乗が無理だった事と、 GC8型用のフロント4ポッド / リヤ2ポッドは、けんけんさん号のタイプRA以外にも、 22BやタイプRなど、車重や前後バランスが多少異なる車種にも採用されていますので キチンとマッチするかどうか見極める意味もあっての装着・テスト走行です。 ![]() ![]() ・ 22B に装着してテスト走行 その1 ( WMV形式ビデオファイル ) 1,501Kbyte 46秒 ・ 22B に装着してテスト走行 その2 ( WMV形式ビデオファイル ) 986Kbyte 30秒 22Bは、ド迫力っすね〜!! これはもう、ワシがコメントを書くまでもないでしょう。(;^_^A アセアセ ビデオ映像が雄弁に語っていると思います。 |
▼ 試乗会・タイプRに装着してテスト走行 |
参加者のヒロRさんのインプレッサにも装着して頂いて、ご感想を頂きました。 以下はヒロRさんよりメールで頂いたご感想文です。 ----------------------------------------------------------------------------------- ![]() ![]() 今回は、ひょんなことから、私の車に 試作パッドを装着&試乗ができて、 とてもラッキーな 一日でした。 早速、インプレションを報告させて頂きます。 ●マイカーの内容 ・平成12年式 GC8型 WRX Type−R Sti6 LTD ( ABS設定無し ) ・フロント4ポッド、リア2ポッド 純正パッド & 純正ローター ( 工場出荷時のまま交換無し ) ・タイヤ 205/50−16 純正RE-010 ( 5部山 ) ・足回り オーリンズPCV純正形状 ( 硬い方から8段戻し ) + アイバッハ ・補強 リアタワーバー、リアロアアームバー、フロント純正カーボンタワーバー ・給排気系 ノーマル ( チャンバー加工のみ ) ・まさ!さん セミレプリカ デカール ●純正パッドのまま サーキット走行 ( ドライ ) ミニサーキットとはいえ、スタンド前のストレートは 3速全開、4速まで少し入るコースのため、 時速100キロ以上からのフルブレーキさせられる。 街中では、フルブレーキすることなんて、めったにないため 「 こんなに奥まで、踏まないと減速できないのかー 」 というのが、最初の感想でした。 サーキットに慣れ、冷静になってくると、ブレーキペダルが ゴムマリのようにふかふかしてると 感じはじめました。 ジムカーナに参加した時も、少々感じてはいましたが、速度がそれほど 高まらないジムカーナ競技や、街中では、意識してませんでした。 ●試作パッドで、サーキット走行 ( ドライ&ウェット ) まず、最初に感じたことは、「硬い!」ということ。 「硬い」というのは、ペダルを踏むのに硬くて、力が必要と意味では、決してありません。 タッチに剛性感が、あります。 先ほどのゴムマリの感覚と全然ちがいます! タッチが硬いおかげで、コントールの加減がしやすい! また、ブレーキの踏み込み量に、余裕があります。 純正パッドで かなり奥まで踏み込んでいた減速が、それの、だいぶ手前で、 そして、特に感じたのが、リアのブレーキが効いてるのが、よくわかります。 途中から、ウェット路面になり、フロント荷重を乗せながら、コナーに進入し、 途中できっかけを作るように、ペダルを踏み込むとリアが、一瞬ロックし オーバーステアに、 また ドリフト状態に持ち込むこともできます。 ドライの時は、ミューが高いので、そう簡単には、リアがすべりはじめませんが、 きっちりと四つの足で踏ん張って止まるような感覚があります。 ●総評 今回、試乗をしてみて これほど タッチ、コントロールの違いが感じられるとは、 思いませんでした。 純正に戻してみて、コントロールの幅が、あまりなく カックンブレーキ、前後のバランスが、 前寄りなんだとあらためて 感じました。 「 インプレッサ・ネット オリジナルパッド 」 非常に良いパッドでした! |
▼ GD型でのテスト走行 |
試乗会自体は午後から始める予定でしたが、サーキットに早く到着したので、 午前中よりテスト走行を開始しました。 ※ この日は午後から雨が降ったので、結果的には早めに始めて正解でした。(^^ゞ さて、ブレーキの初期制動力や初期タッチは、街乗りでもある程度はテストが可能ですが、 グイィー っと踏み込んで行ってのコントロール性能は、やはりサーキットで適度にスピードをのせて テストする必要があると思います。(^^ゞ 以下は、午前と午後とでのテスト走行方法と、その結果です。 ※ コース攻略方法ではありません(笑)、お間違えの無いよう願います。(^^ゞ < 午前中のコースレイアウト > ![]() ・ まずは1周、全体を通しての映像 ( WMV形式ビデオファイル ) 1,454Kbyte 45秒 ※ 攻めてないので、なんともダルい映像ですが、、、(苦笑) (^^ゞポリポリ ◆ プレーキングテストポイント(1) 上記画像の下側はホームストレートでGDB型では3速まで入り、ヘアピン前で2速に減速して フルプレーキングです。( 上のコースレイアウトの (1) の ● の所 ) 長年染みついたブレーキ感覚で踏むと、かなり手前で減速しきってしまうほど効きが良く プレーキングポイントは余裕で奥深くに取る事が可能でした。 ・ この部分のビデオ映像 ( WMV形式ビデオファイル ) 349Kbyte 9秒 ◆ プレーキングテストポイント(2) ヘアピンをクリアして裏ストレートを2速レプリミットまで引っ張り右クランクへ入る前で エンブレにて減速 & プレーキング。( 上のコースレイアウトの (2) の ● の所 ) ここではブレーキの踏み応えを確認するように、やや手前より、じっくりとジワ〜っと踏んで行き、 ブレーキの全体的なコントロール性を確認。 踏んだ量に合わせて、とてもリニアな効きを確認する事が出来ました。 ・ この部分のビデオ映像 ( WMV形式ビデオファイル ) 286Kbyte 8秒 ◆ プレーキングテストポイント(3) 奥の複合Rを抜けて、2速フルアクセル。そこからインフィールドの狭いヘアピンです。 ここはグワーっと減速しきるまで踏んで、最後まで踏んでいった時の効きの良さと コントロール性を試してみました。( 上のコースレイアウトの (3) の ● の所 ) どんなに効きが良いからと言って、思いっ切り減速しきった時に 急激に 「 カックン 」 と効いてしまったり、逆に踏み切って 「 スーッ 」 と抜けてしまっては 意味がないので、ギューッと踏んだ時にどれだけ踏んだ感覚と等しく減速するかのチェックです。 ノーマルのパッドだと、このようなコーナーでは踏んだ初期でフワフワ感、そこから踏み込んで 突然のカックンブレーキ、そして更に踏み込むと、踏んだ量に比べて減速が得られず、 スーッと抜けるような感覚になりますが、オリジナルパッドでは 「 まさに本領発揮! 」 と言う感じで 踏む量に完全比例して最後まで減速しやすいです! ・ この部分のビデオ映像 ( WMV形式ビデオファイル ) 330Kbyte 8秒 ◆ プレーキングテストポイント(4) インフィールドの最後のクランクは、クランクに入る手前で割と浅めにクイッと踏んで、 クランクに入る ” きっかけ ” を得るように踏み込んでみました。 映像では多少判りにくいかと思いますが、フロントが一瞬 「 クンッ 」 と沈んだタイミングで ステアリングを切り始めています。( 上のコースレイアウトの (4) の ● の所 ) こういった浅いタッチでもしっかり効いて、その感覚が確実に伝わって来るのが良い感じです。 ・ この部分のビデオ映像 ( WMV形式ビデオファイル ) 632Kbyte 18秒 < 午後のコースレイアウト > ![]() ※ すみません、、、m(_ _)m こちらは撮影に入る前に雨が降り始めて撮影が出来ませんでした。 ◆ プレーキングテストポイント(1) 3速まで使うホームストレートをピット前でエンブレをかけ、ストレートが終わる手前で2速へダウン。 そこから 「 ガツン! 」 と踏んで最大限の制動力を確認。( 上記画像の (1) の ● の所 ) ここはとても良い感じで、安心して減速が可能でした! GD型はGC8型の頃に比べて車重が重くなっている分、ここでキッチリ減速しないと 1コーナーでフロントから逃げていくアンダー感が強いのですが ( って、ワシの腕が悪いのか(笑) ) ブレーキの効きの良さから 「 スパッ 」 と切れてコーナーへ突入出来ます! ◆ プレーキングテストポイント(2) タイヤを鳴かせながら1コーナーの複合Rをアクセルワークで間合いを取りつつ インフィールドに直線的に入れるポイントでアクセルをグワッと開けて進入。 そしてインフィールド内のクランクを ” 縁石 to 縁石 ” でカットインしながら 短いプレーキング。( 上記画像の (2) の ● の所 ) この部分は軽くチョンとブレーキを当てるだけで、充分フロントに接地感を得られますので 小さな島を左側インベタ → (2)部分を超えて大きく左へ回り込む複合中間でアウト側へ → そこから短いインフィールドストレートに向けて左縁石のインをナメながら綺麗に抜けられました。 ◆ プレーキングテストポイント(3) ここもテストポイント(2)と同じように、右 → 左 へと、右から始まるクランク処理ですが、 ここはテストポイント(2)との差をハッキリさせるために、最初の右を直線としてカットインから 次の左コーナーの手前でブレーキをグイッと踏んで曲り、裏ストレートを立ち上がって行きます。 ( 最初の右を無視して左コーナーとして処理(^^ゞ ) ここはグイッと踏んでググッとステアリングを切れば、インの左縁石をナメながら回れるので イイ感じですね〜! おそらく本格的に裏ストレートでスピードをのせるには、このポイントでの突っ込みが キモになると思いますので、そう言った意味でもオリジナルパッドの効きは実に頼もしいです。 ◆ プレーキングテストポイント(4) 裏ストレートアウト側から突っ込み、ここで一気にプレーキングして、アウトからインに付き 余裕のインベタでヘアピンをクリア。 ここはブラインドコーナーなので、先が見えなくて不安が付きまとう所ですが、 オリジナルパットでブレーキに信頼性が持てると、けっこう思いっ切り突っ込んで行けます。(^^ゞ ◆ 総評 前回のレースドライバーの方のテストで、素性良く、上級者の方でも 「 俺らでも、本当に真価を味わえるのだろうか? 」 と疑問が少々ありました。 冒頭にも書いた通り、初期タッチの良さは街乗り等の普段の運転でも 容易に判る高いレベルのパッドですが、グイグイとねじ込んで踏んだ時のコントロール性は、 やはり今回のようにサーキット走行でないと、なかなか判らないモノだと思います。(^^ゞ さて、最初の街乗りテストから、 今回のサーキットテストまでを行ってみて、 ここでもう1度、原点に立ち戻って、本来の目標を考え直してみました。 みなさんにお答え頂いたアンケート結果をもとに、作るべき理想のパッドとは? それは、 ・ コントロール性能を重視して、初期制動のフィーリングが良い と言えるモノでした。 今回のテストを経て、その理想に達したか? これに対する私の答えは、自信を持って 「 YES 」 です! あとは、 ・ 予算は1台分3万円ぐらいで、通常その金額では買えない性能の良いモノ ってゆーワケで、、、価格設定がクリア出来れば、完全達成となります。(^^ゞ |
▼ T−TS 走行会 & フリー走行の様子 |
![]() ![]() ↑ T−TS走行会 メーハイランドのターマックコースの外側は、グラベルコースになっています。 ![]() ![]() ↑ T−TS走行会 土煙がド迫力ですね! ![]() ![]() ↑ 雨でかなり大きな水たまりが出来てしまったコース。それでも果敢にアタック! ![]() ![]() ↑ 非常に滑りやすい路面。FR車だと、ちょっと気を抜くとたちまちスピンするほど。 4駆の利点と微妙なアクセルワークを使って、雨でも元気なインプレッサです! ![]() ![]() ↑ ピットの様子 新車のS202も参加されていました!( 上の写真:右 ) |
▼ おまけ (^^ゞ |
![]() 今回の試乗会にゲストで来て頂いた NAGY ちゃん (^^ゞ 彼女には、fu 選手の運転するインプレッサのナビシートに乗ってもらって、 絶叫体験ビデオ( ※注 )を撮る予定でしたが、、、、、 ※注 : よくテレビのバラエティー番組とかで、女性タレントにジェットコースターに乗ってもらって 絶叫マシンをレポートする、あれの事です(笑) ところが、、、午後からのあいにくの雨だったのと、様々な諸事情により 残念ながら出番無しでした (;^_^A アセアセ 出番待ちのみで、、、お疲れさまでした m(_ _)m |
▼ 今後について |
今回のテストは、あいにく午後からの雨で、予定していた事を全てやりきれなかったのが 非常に残念でありましたが、少ないテストながらもガッチリと手応えのある結果を得られました。 今後は開発スタッフ一同で、第1回目募集の車種設定と価格設定を充分に検討した後、 共同購入の募集を開始する予定です。 今しばらくの間、お待ち願います。m(_ _)m 次回へと続く。。。。 (^-^)ノ |