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パワースケーターって何?
 
▼ パワースケーターって何?
 


簡単に言ってしまえば、エンジン付きのキックボード。(^^ゞ

日本ライフ社 と言う、主にポケバイを作っているメーカーから発売されています。

※ スバルワールドラリーチーム ( SWRT ) のスポンサーである 「 スナップオン社 ( Snap-on ) 」 
からも、日本ライフからのOEMで販売されているようです。

で、肝心のエンジン部分は、ロビン EC025G 型。

※ ロビンエンジンは、” 富士重工業株式会社・産業機器カンパニー ” で作られています。
( ロビンもスナップオンと同様に、SWRTのスポンサー )
パワースケーター用として、ライフ社オリジナル仕様となっているようです。

と、ゆーワケで、なにかと スバル や SWRT に縁の深いマシンが、このパワースケーターです。(笑)


最近、電動スクーターや電動のキックボードをよく見かけるようになりましたよね。
当サイトでも、もう、ちょうど1年前ぐらいになりますが、以前に記事として紹介した事がありますが
電動モノと比べると、さすがにパワーがありますね!
やっぱりエンジンがあると違います! (^^ゞ
充電の手間や待ち時間が無いので、ある意味、” 意外とお手軽 ” と言えるカモ。(笑)

公道を走らせられないのが少々残念ですが、剛性も高く、しっかりとした造りなので
多少の荒れた路面 ( オフロード ) でも走れるのが魅力です。
アウトドアやキャンプなどで、ちょっとした ” 足代わり ” にするのもアリでしょう。
( 無論、これが走って良い場所に限られると思いますが(^^ゞ )

※ 実際に乗る場合は、これが合法的に乗れる場所で乗りましょう。(^^ゞ
また、モラルや一般的なマナーを守り、騒音等で他人に迷惑をかけないようにしましょう。


それと、エンジン物の楽しみと言えば、なんと言ってもチューニング!!

電動タイプと違って、色々といじる楽しさがある事ですね。
例えば、マフラー交換、キャブレター交換、プラグの交換、ギヤ比の変更、などなど・・・
その気になれば、ポートの形状加工やポート研磨、ヘッドの面研もアリでしょう!(笑)

バイクの改造にハマった人なら、確実に楽しめると思います。(^^ゞポリポリ

そのうちオフ会で、こう言った乗り物のレースをやってみたいですね〜 (笑)

 
▼ ロビン EC025G 型エンジン
 


↑ いや〜、、マジで取って付けたような ” 無骨さ ” は、スバリストの心を魅了します(爆)
この洗練されてない、いかにもメカが剥き出しって感じな所が超グッド(笑)


  

↑ エンジンカバーを外した所( 上の写真:左 )

写真では判りにくいと思いますが、ヘッドのすぐ右隣にあるのが点火用コイルで、
その下側に空冷ファンと遠心クラッチがあります。遠心クラッチの先にはピニオンギヤがあって
タイヤに取付けられたスパーギヤを回して走ります。( 上の写真:右 )

▼ パワースケーター スペック表 
エンジン ロビンEC025ライフ仕様
エンジン形式 空冷2サイクル直立単気筒ガソリンエンジン
燃料 ガソリン ( 2サイクルオイル混合 )
総排気量 25.5cc ( ライフ仕様の場合。 Robin オリジナルは 24.5cc  )
最大出力 1.3PS/8000rpm ( ノーマル仕様 )
2.4PS/8500rpm ( チャンバー付き )
2.8PS/11000rpm ( チャンバー + BIGキャブレター付き ) 

( 上記は、ライフ仕様の場合。 Robin オリジナルは 1.2PS/7000rpm )
最高速 35km/h ( ノーマル仕様 ) 〜 45km/h ( チャンバー+BIGキャブレター )
走行距離 約25km
車体サイズ 1250 × 620 × 920 ( 全長 × 全巾 × 全高 )
車両重量 10.5kg ( ノーマル仕様 ) 〜 11kg ( オプション付き )
   

 
※ 上記はメーカーの公表値です。  私が実測したデータではありません。(笑)





↑ 余談ですが、” マルフ マーク ” は見つからなかったです。(^^ゞポリポリ
エンジン型番はヘッドのすぐ下にありました。

 ← マルフマーク ・・・・ 富士重工系の製品に付いている場合が多い。(^^ゞ


 
▼ 足周りなど
 
特にサスペンション機能は無いですが、しっかりとした剛性感のあるフレームなので
私のように少々体重が重くても ( 最近、太って悩んでます(泣) )、問題なく乗れます。(笑)

もちろん、普通のキックボードのようなタイヤではなく、自転車に近いサイズのタイヤですので
乗り心地が良くて、段差や路面の凹凸にも強いですし、安心感がありますね。

オプションパーツのアルミホイールを取付けると、ホイール剛性も上がって、
オフロードでの使用もOKのようです。(^^ゞポリポリ


▼ 前輪

  

↑ 写真は、オプションパーツのアルミホイール + ハードタイヤ。
前輪ブレーキは、一般的な自転車用と全く同じ。( 上の写真:右 )


▼ 後輪



↑ 後輪です。スパーギヤがあり、ここに直接エンジンからの動力が伝わり走ります。(^^ゞ


▼ 後輪ディスクブレーキ( オプション )

  

↑ スパーギヤと反対の面に取付けます。 ( 上の写真:左 )
いかにもアルミ削りだしのブレーキキャリパーステー(?)です。
この、ゴツイ感じがたまりませんね〜 ( 上の写真:右 )