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手っ取り早くパワーを上げたい
 
費用対効果を考えて、パワーアップへの近道のお話し
 

手っ取り早くパワーを上げたい

 
チューニングを行う上で、気になると言いますか、気にすべき事なのが 「 費用対効果 」 。
お金をかけてそれに見合った効果を得られないと、結構つらいですからね (苦笑)
無論、安ければ良いというワケでもないし、やたらお金をかければ良いというモノでもありません。

上限知らずでかけるだけかければ、そりゃあ パワーも上がるだろうけど、現実的ではないですよね。
「 なるべく安く、もしくは、それなりのお値段で、なるべく効果的 」 であるのが理想かな。


ではまず、費用ゼロで行うパワーアップ法。
それは 純正 ECU の 「 リセットと自己学習のやり直し 」 です。
ご存じの通り、純正 ECU は常に学習を行っていて、状況にあわせてメーカーの定めた良好な状態を
保つように出来ていますし、エンジンが壊れないように保護する機能も持っています。

ですので、あまり極端な乗り方、例えば、やたらエンジンをブン回し過ぎとか、アクセルを抜いたら常にエンブレ、
ギヤを落とす度に常にブリッピングとか、または、それらとは逆に高いギヤで低速走行のエコ運転ばかりなど
「 一般的な運転 」 とかけ離れた事をすればするほど、ECU は良い学習が行えません。
純正 ECU は、普通の運転を基準として学習を行いますから、普通に運転して時折エンジンを適度に
回してやると良い学習を重ねて本来持っているパワーを引き出しやすくなります。
それと、メンテナンスをしたり、何かパーツを付けた際にも ECU リセットを行い学習をしなおすと
その状態に合わせた学習が行われるので効果的です。



マフラーに関するお話しは先日も書きましたが、「 パワーを出す 」 という事を目的とした場合は、
テールピースだけでなく、センターパイプも交換するタイプのほうが効果的です。
WRX 系であれば、GD/GG ぐらいまではエキマニ交換やメタキャタ導入も効果が高いと言えますが、
GR/GV 以降になると、純正エキマニ、純正触媒でもそこそこ普通にパワーを引き出せるので
エキマニ交換やメタキャタ導入は、その費用に対しては、やや効果が低めです。


吸気系はエアクリに始まり、サクションパイプなど交換できるパーツはいくつか社外でありますが
あまり吸気効率が上がってしまうと 「 タービンサージ 」 が起きてしまう事があるので要注意。
吸気を充填するスピード ( ブーストのレスポンス ) が増してエンジンの吸入スピードを上回ってしまうと
エンジンが飲み込めきれずに余ったブーストがタービンの回転に悪影響を与えてしまいます。
そして、ハーフアクセルでの加速とか、全開でない加速時にブーストがハンチング症状を起こします。
これが 「 タービンサージ 」 という現象です。

吸気系パーツを多く導入し、社外のブローオフバルブや純正を改造した強化ブローオフバルブなどを
組み合わせると特に症状が出やすくなるため、ほどほどに純正パーツを残しておくほうが良い場合も
ありますので気を付けましょう。


点火系パーツに関しては、点火プラグがキモであることは言うまでもありません。
プラグは定期的に点検・交換を行う事をお薦めします。
プラグ以外については、正直なところ他のパーツ類と比べると効果が判りにくい物が多いです。
純正パーツが経年劣化でよほど傷んでいない限りは、社外品に変えても効果は得にくいと言えるでしょう。



かける費用に対して効果が判りやすいパーツとしては、ターボ車ならばブーストコントローラーが一番です。
もちろん、設定 ・ セッティングの知識が必要なため、敷居が高い存在ではありますが。。。(^^ゞ
それでも、効果が判りやすく上がるパワーも大きいのがブーストコントローラーの魅力と言えます。

純正の最大ブースト値より少し下げた値にセットしても、ブーストの立ち上がりやレスポンスの向上によって
結果的に純正の時よりもパワーが引き出しやすくなります。
また、純正状態ではオーバーシュートが多い時など、ブースト圧を安定させてエンジン保護にも役立ちます。

ブースト値を純正以上に上げたい場合は、ECU チューニングも同時に行いましょう。
フラッシュエディター対応の車種ならば、フラッシュエディターを導入するのが費用対効果が高いです。


個人的には、社外エアクリ + センターパイプも交換式のマフラー、フラッシュエディター特別仕様版
ブーストコントローラーぐらいまでが、ノーマルにも戻しやすいし、費用対効果も抜群で良いと思います。
適度に安全マージンもあって、危険度も低いでしょう。( プラグは適切な熱価に交換する事が必須 )
これで大体、330 〜 340 馬力ぐらいはイケるかと。
エアクリを剥き出しタイプにすれば、個体差もありますが 350 馬力も狙えると思います。

これ以上 ( エキマニやメタキャタ、点火系チューンなど ) は、かける費用に対する効果が少なく
パワーが上がってもエンジンブローの危険度が増すので、それなりの対策や覚悟も必要になってきます。
要注意ですね。

それよりも上がったパワーに見合う社外ブレーキや、車高調やタイヤ等で足まわりを武装したほうが
より速く走れてお薦めと言えます。


備考

 
※ 記事掲載日 : 2017/11/28

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