メイキング・オブ・レプリカ! 〜実戦テクニック紹介〜
 
ドアノブ処理編 
■位置決め&貼り方のコツ編 ■ドアの切れ目処理編 ■ 窓用帯+SUBARU 文字編 ■ドアノブ処理編 ■ナンバー編
 ▼ ドアノブ処理編
  
  今回の例は、GC8型2ドアのタイプRに当工房の
  130センチ仕様の六連星を貼った場合です。
  このほかの場合でも、要領は同じです。(^^ゞ
  
  なお、貼りを成功させるコツは、どんな時で一緒ですが、
  貼る前に工程をよく頭の中でシュミレーションしておく事が大事です。
  完成した ( 成功した ) 所を明確に想像出来れば、それだけ成功率が
  UPするワケです。(^^ゞポリポリ
   
  さて、実際の作業の説明に入ります。
  
  サイド用のメインロゴを貼り付けて、ある程度、気泡を抜いてから
  転写シートを剥がします。
  ( 水分が乾いてない状態で剥がし始めます )
  
   ★ 転写シートを剥がす時は、貼り付けたデカールも
     一緒に剥がれてこないよう気を付けて下さい。
  ドライヤーで熱を加えながらドアノブの形に沿って密着させていきます。
  この時、一気に貼り付けようとせず、少しずつ押さえ込むように
  貼り付けて行きます。
  
   ドライヤー ( 加熱 ) → 押さえ込む → 石鹸水を霧吹き ( 冷却 )
  
  を繰り返してやると良いでしょう。
  
  ★ ドライヤーは普通の1200Wのモノを約30センチほど離して使いましょう。
    ( 熱しすぎない事! )
  カッターで、ドアノブ外周のゴム部分に合わせてカットします。
  
   ★ ボディー側にカッターでキズを付けないよう、気を付けて下さい!
  
  ある程度、切り口がギザギザになっても、後で熱を加えながら伸ばして
  ゴム部分の下側へ潜り込ませれば綺麗に仕上がりますが、なるべく
  躊躇しないで、サッと切るのが良いです。
  
  ★ ドアノブを外して処理したい場合は、ゴムの内側の部分だけカットして、
    この時点でドアノブを外して貼り付けてから、ドアノブを戻します。
  ドアノブの可動部分の切れ目や、カギ穴部分にも
  カッターで切れ目を入れます。
  
  ★ カギ穴の部分は、最初に小さく十字に切れ目を入れます。
    丸く切り抜くのは、最後の仕上げまで行ないません。
  
  ドライヤーで熱を加えてから、カギ穴の形に合わせて
  指などで押さえつけて行きます。
  
  ★ この時、十字の切り込みが伸びて、切れ目が大きくなってきます。
    指や爪などを引っかけて裂かないように気を付けましょう。
  
  くぼみの部分も、熱を加えて伸ばしながら貼り付けます。
  
  この部分も一気に貼ろうとせず、少しずつ端から押さえ込むように
  貼り付けて行きましょう。
  
  
  くぼみ部分を貼り付けながら、ドアノブ外周のゴム部分や、
  カギ穴の部分なども、細部まで丹念に押さえつけて
  しっかりと密着させて下さい。
  
  特に、ドライヤーで熱を加えていると、1度貼り付いた部分でも
  浮いて来る事があります。 要注意です。
  
  しっかりと密着したら、最後にカギ穴の部分をカッターで
  丸く切り抜きます。
  
  
  
  完成です!
  
  なお、2〜3時間放置して、細部をもう1度チェックして下さい。
  浮き上がっている場合は、ドライヤーで熱を加えて押さえつけます。
  ( 浮いていた場合は、押さえつけてからまた1時間後に再チェック )